11. ゴサン

最近、このサイトに来てくれる極上にステキな方達が増えてきてくれているみたいでモノスゴク嬉しいです。
チューしてあげたい。(笑)

感謝、感激、郷ヒロミです。(意味不明)

遊びに来てくれている各々方には更新が不定期なのでつまらない思いをさせてしまっているのではなかろうか?
もっとハッチャケろや!!俺!!!
気合入れんかい!毎日のように更新せいや!
と僕の中の「悪魔」と「天使」が全く同じ意見で僕を攻め立てていやがるのも事実。

本当に申し訳ございません!
これからも気紛れな酔っ払いを末永く見守ってやって下さい。頑張りますので!!

 

じゃ、本文。(偉そう)

 

”夢空間を造りたい”という将来のベクトルの方向が決まった僕。

『ト穴』にあるファイルの中から『サービス業』、『飲食業』を選び、目を皿にして隅から隅まで見た。

「まず第一条件は家から近い所だなあ。」と思いピックアップした物件を消去法で省いていった。

給料は鼻水が出るほど安くなければ良い。給料面ではあまりこだわらない事にする。

休日の条件は何処も似たり寄ったりだ。これが「労働基準法」という物か。

これも特に気にしない。

(その後、労働基準法という法律はティッシュペーパーぐらいに薄っぺらい決まり事だと知る

 

この時点で残った物件が10件ほどあった。

よく覚えていないのだが、確か「面接志望」の欄が第一希望から第五希望まであったように記憶している。
なので、その時は

「まず第一希望はなかなか取ってくれそうもない条件の厳しい所にしよう。
それで受かったらそれは運命という物だろう。
第五まであるんだから最初のうちは無理そうな所に設定してドンドン受かりそうな所に落としていこう。
そうすりゃ最後の方には面接とかにも慣れるし、最悪の状況にはならんだろう。」

と、”君子危うきに近寄らず” チックな保守的考えであった高校生の自分。

ジックリと提出期限時間イッパイまで考え、厳選した『強→弱』の選択を専用用紙に書き込み、先生に提出した。

提出したのは確か六月ごろ。(記憶曖昧)

そして運命の面接は七月中旬。

完璧な自分の計画を疑わずノホホンと学生生活していた僕の耳に

 

「面接って一つしか受けられないんだろ?キツイよなあ。」

「だよな。だから俺、確実に受かりそうな所、第一希望にしたよ。受からなきゃ意味ないもんな。」

「だよなあ。俺も行きたい所あったんだけどさ、募集人数が一人だったんだよ。確立少ないじゃん?
そこにしたかったけど止めたよ。」

「せめて二個ぐらいは受けさせてほしいよなあ。落ちたらどうすんだろうな?」

 

 

 

ウソーン。

 

 

 

ウソだと言ってくれ。
もしくは誰かドラえもんをタイムマシン付きで贈ってくれ。

 

聞いてないッスよ!そんなルール!

 

カルタ取り名人もビックリな反射速度で自分の教室を飛び出した僕は

ルール無用の悪党に

正義のパンチをブチかます為(タイガーマスク)

職員室まで激走した。

 

 

先生 「最初に言っただろう?ちゃんと聞いてなかったオマエが悪い。もう変えられないぞー。
会社に提出しちゃったからなー。」

 

 

 

 

ウソーン。(二度目)

 

 

 

だって第一希望に書いた会社の募集人数、確か

 

 

1人

 

 

だったよな??!!?

エ?なに?

僕ったらメチャメチャいっぱいある高校の中できっとメチャメチャ面接希望のあるその状況で

優勝しないとダメなんですかね?

 

確か個人戦ですよね?面接って。

確かサポーターも居ませんよね?

 

 

 

ドラえもーん!!!

タースーケーテー。

 

 

そんなこんなで『虎穴に入らずんば虎子を得ず』、『若い内の苦労は買ってでもしろ』的な状況に
知らぬ間に追い込まれてしまった僕。

 

提出した用紙の第三希望には

 

 

八景島シーパラダイス」(調教師)の文字が書いてあったのは

言うまでも無い。

 

 

以下次号。

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