ツヴァイって、『2』って意味です。
ドイツ語。たしか。(笑)
〜前回までのあらすじ〜
「僕」ことkumeshinの携帯電話のメール送受信が謎のトラヴルを起こし始めた。
これでは魔女裁判にかけられた場合、3秒(以下略)
このままでは人類が、いや地球が危ない!
今こそ立ち上がるのだ「僕」!
勇気リンリンでもって総合案内センターに電話をかけるのだ!
「電話ってどちらかと言えば苦手」とか言ってる場合ではないのだ!
もう25歳なのだ!!
頑張れ!僕等の 「宇宙刑事:僕」!
戦え!ワールドワイドウェブ戦士 「ダメ人間」!
詳細は『駄文20』にて。(笑)
早速、僕は「ド○モ総合案内」 に電話をかけた。
プルルルル、ガチャ。
ド○モ男性オペ(以下、男オペ) 「御電話有難う御座います。
ド○モ総合案内、山口(仮名)と申します。」
僕 「あ、ちょっとお伺いしたいんですけれども。」
男オペ 「はい。」
僕 「ド○モの携帯を使っているんですが、最近メールの調子が悪くてですねえ。」
男オペ 「悪い、と言いますと、どう言った事でしょうか?」
僕 「あのですね、送ったり受けたりする時に時差が生じるんですよ。」
男オペ 「そうで御座いますか。大変申し訳御座いません。
御手数ですが
御客様の御名前と電話番号を御聞かせ願いますでしょうか?」
僕 「あ、はい。名前はkumeshinと申します。電話番号は090−・・・・」
男オペ 「(復唱しながら)はい、有難う御座います。大変御手数なんですが、
専用の受付がありますので、そちらの方にお掛けしてもらってもよろしいでしょうか?
料金は無料となっておりますので。」
僕 「あ、はい。わかりました。(電話番号を聞く)はい、どーもー。」
プッ。(電話を切った)
なんで名前と携帯番号を聞いたのだ?!
聞いたからには何かリアクションが欲しいものである。
ド○モ総合案内社内で
「この人、この間クレームつけてきた器の小さな人間だから、また電話がかかってきたらイイ感じに煽てといて。」リスト
とかに登録するのでしょうか?
何だか組織という大きな威圧感を肌に感じながら僕は教えられた電話番号を押す。
プチタライ回し。
プルルルル、ガチャ。
ド○モ女性オペ(以下、女オペ) 「御電話有難う御座います。ド○モ総合案内、小松(仮名)と申します。」
僕 「あ、ちょっとお伺いしたいんですけれども。」
女オペ 「ハイ。」
僕 「ド○モの携帯を使っているんですが、最近メールの調子が悪くてですねえ。」
女オペ 「悪い、と言いますと、どう言った事でしょうか?」
僕 「あのですね、送ったり受けたりする時に時差が生じるんですよ。」
待てよ・・・?
このやり取り、
山口さん(仮名)と全く一緒じゃないですか?
アナタ達、兄妹なのですか?
苗字が違うのに。
それとも同一人物なのですか?!
ま、まさか・・・ここまでの展開から予想するに、この後の展開は・・・
女オペ 「そうで御座いますか。大変申し訳御座いません。
御手数ですが御客様の御名m」
ヤバイ!また名前と電話番号聞かれる!!!
(別にヤバくない)
しかも何故聞くか不明なのに。
僕 「イ、イヤ、あのですね。何か工事とかありましたっけ?回線が混雑してるんですかね?(必死)」
女オペ 「・・・・・・・」
何だ?!怒ってるのか?!
名前と電話番号を聞けなかったのが不服だったのですか?!!
女オペ 「メールの送受信先は決まった方で御座いましょうか?」
僕 「相手は決まった人でですね、」
女オペ 「ハイ。」
僕 「×××-PHONEさんの携帯電話です。」
何故か「さん」付けである。緊急だったので致し方ない。
女オペ 「ハイ。」
僕 「・・・・・」
女オペ 「・・・・・」
僕 「・・・・・・エ? はい、そうなんですよ。」
女オペ 「左様で御座いますか。」
僕 「は、はい。」
女オペ 「どのくらい前から不都合が生じておりますでしょうか?」
僕 「つい一週間前くらいからですけど、」
女オペ 「ハイ。」
僕 「前にも一回、同じような事があってですね、」
女オペ 「ハイ。」
僕 「元に戻ったんですけど、また最近はダメなんですよ。」
女オペ 「ハイ。」
僕 「・・・・・(返事待ち)」
女オペ 「・・・・・(無言)」
僕 「・・・・・(アレ?僕の喋る順番?って思ってる)」
女オペ 「左様で御座いますか。」
ロボだ!
小松さん(仮名)は
ド○モの新製品ロボだ!!
多分こんな感じ
↓
こんな感じの胃が縮まる雰囲気マル出しのやり取りがこの後、数回続いた後、
小松さん(仮名。2010年4月発売予定)は
ついに真相に触れた。
小松ロボ 「×××-PHONE様とのメール送受信の不具合について他にも何件か御電話頂いておりますが、
当社ドコモの方ではエラー等は発生しておりません。
御手数ですが宜しければ×××-PHONE様の方に御確認して頂けますでしょうか?」
僕 「(判っていたなら早く言え!)
あ、はい。わかりました。どーもー。」
ガチャ。
きっと今の僕の顔は40代後半って顔だろう。
電話しただけなのに何故だか
節々がキリキリ痛む。
ド○モ・ロボ(小松:仮名:女性型)
恐るべし!!!
気を取り直し、×××-PHONEへ電話。
プルルルル、ガチャ。
×××-PHONE女性オペ(以下、×オペ) 「はい、お電話アリガトウございますー。
×××-PHONEお客様相談センター、担当の吉村(仮名)でございますー。」
僕 「あ・・・ちょっとお伺いしたいのですが・・・」
×オペ 「はいー。」
僕 「携帯のメールが調子悪くてですね、あ、僕はド○モの携帯なんですけれども
×××-PHONEさんの携帯にメールを送るとですね、時差が生じるんですよ。」
×オペ 「まっことに申し訳ありません!!!」
僕 「エ、エエッ??!!(驚)」
×オペ 「最近またそう言うお電話が何件かありましてですねえ、
当社でも原因を調べているんですがまだ何とも言えない状況なんですよー。」
僕 「は、はい。」
×オペ 「当社の携帯電話もやはりド○モさんとのメールの送受信が多い様なので
まだなんとも言えませんが・・・(泣きそう)」
僕 「(もういい!もういいのだ!!皆まで言うでない!!!)
わかりました!!!!
アリガトウゴザイマス!!!!!
これからも頑張って下さい!!!」
ブツッ。
ああ、人間っていいな。
僕も帰ーろ、お家へ帰ろ。
デンデン、デングリ返って、バイバイバイ。
(日本昔話エンディングテーマより抜粋)
とりあえず、今回の電話でメール遅延の原因は明るみに出たのであったが、
それ以上の財産を得た。
僕は幸せだ。
もうメール遅延問題は時間の問題であろう。
なんせ、あそこまで
ハートフルな人間が現場に携わっているのだから。
僕は10代前半にまで若返った気がしたこの気持ちを忘れる事はないであろう。
アリガトウ。
吉村(仮名、ハートフル)よ。
たとえ今現在、
問題が解決していない事態に直面していても、
きっと大丈夫だ。
多分。