7. ビグザム

超有名アニメーション作品、「機動戦士ガンダム」。

内容は詳しく知らない人でも名前ぐらいは必ず知っているであろう。

男子であれば知らぬ者など皆無であろう。

もし、聞いた事もないという男子(おじいちゃん以外)がいたならば即、メールを頂きたい。

即刻、当局が保護します。

 

それ程の人気番組ゆえ、ガンダムはシリーズ化され続け
「ガンダム」(ファースト)、「Zガンダム」、「ZZガンダム」、「逆襲のシャア」、
「0080」、「0083」、「Gガンダム」、「Vガンダム」、「Wガンダム」、「ターンAガンダム」等など、

もう内容が頭の中でゴッチャになってしまう程

大量生産されています。

 

放映当時、他のロボットモノと一線を画したリアルな戦争モノでした。

悪(宇宙人、怪人)と戦う正義のロボットヒーロー。

勇気と根性があればどんな強敵にも最後には必ず勝ってしまう。

底抜けに明るく誰からも好かれる主人公。

そんな子供向けアニメ番組の法則に全く当てはまらない新鮮さがガンダムにはあった。

連邦軍とジオン軍の壮絶な、人間対人間による「一年戦争」戦争における悲しみ。

人の死。悩みを抱えるイジケ虫の主人公。(アムロ・レイ)

 

修正という言葉を教えてくれたブライト艦長。

 

いろんな意味で今までの子供向け番組と違う、何かリアルな番組という感じがモロに伝わってきました。

まあ、もっとリアルに考えたらロボットが出てくる時点でリアルな戦争モノではないのですが。(笑)

 

子供はカッコイイ物とちょっと大人な感じの物に惹かれてしまう。

「宇宙船艦ヤマト」放映時も強烈な人気があり、
映画化された時はアニメーション映画で日本初の長蛇の列ができ、記録的な入場者数であったいう。

新聞に載ったぐらいの大事件であった。
(リアルタイムで見ていないのであまり知らないが)

実際、ガンダムもそんな大人な感じとカッコイイロボットに惹かれ食い入るように見てました。

惹かれ割合は、大人な感じ2割、ロボット8割でしたが。(笑)

 

そりゃもうカッコよかったですよ。ガンダム。

アムロ、超羨ましかった。

羨ましかったのはパイロットの、「ガンダム」に乗れるアムロであり、
将来なりたいものは?の質問に

 

「ガンダム」

 

と胸を張って答えるほど貧相な知恵のガキではなかったとだけ言っておきたい。

 

しかし子供心に、いつかそんな時代がロボットが乗れる時代が来たならば絶対に乗りたい、
いや、乗ってみせる。乗ったらきっとエースパイロット。
だって僕、

多分ニュータイプだし。

 

あ、でも免許とか必要なのかしら?
もし自動車免許を取ってから5年以上たってないと発行してくれないなんて事になったらどうしよう?
あ、でも大丈夫だ。

ニュータイプだから。(既に確信)

 

多分、免許なくても連邦軍からドラフト一位指名されるでしょ。
そしたらガンダムに乗らされちゃうんだろうなあ。フフフ、

ニュータイプはツライよ。(決定事項)

 

だけど、もしジオン軍に指名権取られちゃったらどうしよう。
しかも、「君センスいいからこれなんかどう?」なんつって

ビグザムなんかに乗らされそうになって

「いやあ、ザクから地道に乗りますよ」なんて言ってみたらいきなり

 

「ジーク・ジオン!」

って叫ばれたらどうしよう?

 

なんて事を真剣に考えてた幼少期。(笑)

いまだにそんな妄想癖は直っていません。(泣笑)

人生の半分ほどの時間は妄想に耽っていたのではないかというぐらいだから
ブッチギリに病んでますな。

 

さて、本筋に戻りまして、本当にそれくらい(?)ガンダムはカッコ良かったのです。

逆に前述のビグザムなんて、理解し難いカッコ悪さだったのです。

 

もう鼻水が出そうになる程。

 

百聞は一見にしかず。ビグザムとはこんなんである。

本気出して描きました(笑)

(手書き。かなり本気(笑))

 

シャレになりません。

 

まず、一目見て分かるように手がない。

 

手がないだけではない。

頭すらない。

 

全く初めてこんな物見たという方に解説しておくが、

これは合体する下半身パーツではありません。

これで完成形なのです。

 

ぐうの音も出ません。

こんなロボット誰がカッコイイと思うのか?!

いくら悪役だからって子供だってこんなんじゃ冷めてしまいます。

大層強い武器をお持ちであろうがこれでははどうにもなりません。

メカデザイナーで有名な「カトキハジメ」氏が

ロボットに頭が付いている必要性はない。
(人間の目の変わりになっているカメラは別に何処に付いていても構わないし、
脳の替わりのパイロットは何処に乗っていても構わない為)」

という発言をしていた時は、ナルホド一理ある。と思ったがやっぱり

 

未完成みたいな物体に心ときめきませんもの。

 

 

だが最近になってこの「ビグザム」が

プラモデル化されたのである。

 

しかも完全可動を売りにして!!!

 

完全可動っつったって、アンタ

 

 

動く所、しかないじゃないの!!?!

 

 

まあ、よくよく調べてみたら足以外にも色々とマニアックな部分が動くとかディティールが細かかったんですが、
この「ビグザム完全可動プラモデル化計画」の企画者、及びプロジェクトに参加、賛同した
全ての人達に言っておきたい。

 

 

酔っ払って企画会議なんかしちゃダメじゃないか!

 

 

 

 

 

 

ガンダムについて全く知らない女子などに贈る用語集。

 

ガンダム [がんだむ] {モビルスーツ}

テム・レイ(アムロ・レイの父親)が開発したロボット。
劇中ではロボットの事をモビルスーツ(M・S)と呼ぶ。
今までのM・Sより遥かに高いポテンシャルを秘めたM・Sでありジオン軍に「白い悪魔」として恐れられる。
パイロットはアムロ・レイ。

 

ニュータイプ [にゅうたいぷ] {形容詞}

天才、エスパー、変わり者に近い意。
特殊能力として相手のプレッシャーを体で感じる事が出来る。
[関連用語→ 強化人間 {形容詞} : 見える! {台詞} ]

 

ジオン軍 [じおんぐん] {名詞}

連邦軍と壮絶な戦争を繰り広げている軍隊。総帥はギレン・ザビ。
どちらかと言えば悪役で悪役顔の軍人を多く擁している軍隊。
[関連用語→ 一年戦争 {形容詞} : ザビ家 {名詞} : シャア・アズナブル {名詞} : ジーク・ジオン {動詞(笑)、台詞} ]

 

ジーク・ジオン [じーく・じおん] {動詞(笑)、台詞}

「ハイル・ヒットラー」的な言葉。
ジオンの国民に演説するギレン・ザビが一度「ジーク・ジオン!」と発したら「ジーク・ジオン!」と復唱しなければならない。
復唱しなければきっと死刑。

 

一年戦争 [いちねんせんそう] {名詞}

連邦軍とジオン軍が争った戦争の事。戦争終結までに一年の月日がかかった。

 

ブライト・ノア [ぶらいと・のあ] {名詞}

連邦軍の戦艦「ホワイト・ベース」(通称 木馬)の艦長。
通称、「ブライト艦長」軍人。階級は艦長。(ウソ)
よく、悪さをした船員に「修正」という名の「鉄拳」をお見舞いする。
後に船員であったミライと結婚する。
「Z」、「ZZ」にも登場する苦労人。何故か彼の乗る戦艦にはニュータイプが集まる。
きっと偶然。(笑)
[関連用語→ 木馬 {戦艦} : アーガマ {戦艦} : ネール・アーガマ {戦艦} : 弾幕薄いぞ!何やってんの!! {台詞} ]

 

アムロ・レイ [あむろ・れい] {名詞}

M・S ガンダムのパイロット。民間人。
自分の住んでいたコロニーがジオン軍のM・S ザクに蹂躙され
たまたま無傷で助かっていたガンダムに乗り込み、
たまたまガンダムが父の設計M・Sであった為、操縦する事が出来、
たまたまザクを初陣ながら二機倒してしまったニュータイプ。
永遠のライバルにジオン軍の「赤い彗星」シャア・アズナブルがいる。
天然パーマ。

[関連用語→聖闘士星矢の星矢 {古谷 徹} : ヤムチャ {古谷 徹} : 星 飛雄馬 {古谷 徹} :

1ポンドの福音 畑中耕作 {古谷 徹} : 宇宙皇子 {古谷 徹} : 春日恭介 {古谷 徹} :

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